私的コーヒーの飲み方まとめ

保存

豆の状態で冷凍一択です。できればジップロックのような空気が入らないような入れ物がbetter。
挽いてしまった豆は数日で酸化して美味しく無くなります。実は豆の状態できちんと冷凍したとしても、一週間も経てば微妙な感じになってしまいます。ちなみに新鮮じゃなくなったかどうかはドリッパーにお湯を垂らした瞬間にわかります。

ドリッパー

日本で普通に売ってるドリッパーの形には二種類(以上)あります。
円錐形をしているドリッパー(カリタ)は、フィルターの中にお湯が漂う時間がより長くなるため、より成分を抽出することができます。僕はこっちの方がお気に入りで8年くらいずっと円錐ドリッパー使ってます。一方で、間違えると濃すぎる珈琲が出来上がることになるので、ミルの挽き加減を調節する必要があります。(実家近くの喫茶店マスター曰く、「客に苦い苦いとクレーム食らってよく話を聞いてみたらこれを使ってた」らしい)

挽く

調節

まずミルを調節する必要がある...のですが、他の使う器具、豆の種類、果てには個人の好みによって正解が変わってしまうため、何度も淹れては調節することを繰り返して最適解を見つける必要があります。とりあえずグラニュー糖くらいの大きさにした上で、少しずつ細かくしていくのがいいと思います。

管理

とくに夏場、使わないで放っておくと、場合によってはカビが生えます。普通のミルなら金属の部分は外れるので、定期的に掃除します

グラインド

個人的にそんなに違いがあるのかよ、とは思うのですが、力任せに早く回してしまうと、摩擦熱で粉が酸化してしまうそうです。ゆっくり今日これからの予定を話しかけるようにしながらグラインドします。一人あたり10g。



以下ペーパードリップ(画像がない、まるでただの(ry


抽出

お湯

お湯を沸かします。ちなみに一度沸騰させてしまったお湯を温めなおすのはNGです。なぜなら、水道水に含まれているガス類が抜けることで味が(悪い方に)変わってしまうためです。
コーヒーの抽出に最適な温度は80度少しなので、沸騰したら少し一呼吸おいて冷ましましょう。ただし、酸味が強いコーヒーが好きな人はもう少しお湯を覚ましてもいいかもしれません。

蒸らし

お湯が用意できたら、コーヒーの粉の上に少しだけ注ぎます。目安は、サーバーにぽつ、ぽつっと少しずつ垂れてくるくらい。ちなみにこの時に粉面がどれだけ膨らむかどうかで新鮮さがわかります。よく膨らむのは新鮮な豆の証拠です。古い豆を使うと、注いだところが穴になったりします。
蒸らす時間はやっぱり好みですが、20秒くらい放っておけば十分だと思います。個人的な意見ですが、スッキリしたものが飲みたい時は短め、目を覚ましたいようならその逆にするといいかと。

淹れる

蒸らしが終わったら静かに注ぎます。まず注意点としては、膨らんだところを潰さないことです。ふくらみの周辺部はそのままペーパーの方までいって濾過層(重要)になります。
一回目の抽出が終わったら二回目に入りますが、ここで絶対にやってはいけないのは「'の'の字にお湯をまわしかける」ことです。一回目の抽出を終えたところで粉面やペーパーには白~茶の泡が浮かんでいると思います。これはコーヒーのアクなので、何としてでもサーバーに落としてはいけないわけです。ゆっくりと真ん中に注ぎます。
また、珈琲の美味しい成分自体は一回目の抽出で大抵出終わっています。二回目以降は濃さを調整するくらいのイメージでやったほうがいいかと思います。


気が向いたら直火エスプレッソとフレンチプレスも書きたい。